林道を歩いていると、小枝に枯れ葉が、
まとわりついているような光景をよく見かける。
また、緑色の葉っぱの上にある枯れ葉が、
ムラサキシャチホコのように見えることがある。
ムラサキシャチホコのように見えることがある。
私の感覚では、そのうちの1割ほどが、
枯れ葉に擬態した虫であることに気付いた。
枯れ葉に擬態した虫であることに気付いた。
⇒そのときから、枯れ葉のように見えるものを、
とりあえず写真を撮ることにしている。
とりあえず写真を撮ることにしている。
・・・そして今回の衝撃!!!
また 枯れ葉か?!
2017年9月14日 安曇野・長野
2017年9月14日 安曇野・長野
多分タデ科植物の真横に伸びる花茎に、
枯れ葉が引っ掛かっているように見える。
枯れ葉が引っ掛かっているように見える。
この写真を撮ったときも、何も考えず、
「虫のような枯れ葉の写真」でも撮っておくか!
というような感じで、シャッターを押した。
「虫のような枯れ葉の写真」でも撮っておくか!
というような感じで、シャッターを押した。
・・・ん!?
いつものように、カメラのモニター画面を見ると、
ちょっとだけ、ただならぬ雰囲気が・・・
ちょっとだけ、ただならぬ雰囲気が・・・
枯れ葉ではない??
2017年9月14日 安曇野・長野
2017年9月14日 安曇野・長野
少し近づいて、2度目のシャッターを押した後、
腹脚で花茎にしがみついているのが確認できた。
腹脚で花茎にしがみついているのが確認できた。
この子は、おそらくシャチホコガの幼虫だろう。
⇒それにしても、この色彩と模様、姿かたちは、
まさに枯れ葉そのものである。
まさに枯れ葉そのものである。
シャチホコガ幼虫(シャチホコガ科)
2017年9月14日 安曇野・長野
シャチホコガの幼虫がタデ科植物の葉っぱを、
食べるのかどうかは不明だが、
少なくともこの花茎には、葉っぱはない。
食べるのかどうかは不明だが、
少なくともこの花茎には、葉っぱはない。
⇒何らかの理由で、この目立つ場所まで移動してきて、
この特異なポーズで静止していたのだ。
この特異なポーズで静止していたのだ。
シャチホコガ幼虫(シャチホコガ科)
2017年9月14日 安曇野・長野
よく見かけるシャチホコガ幼虫のこの静止姿勢は、
明らかに枯れ葉に似せているのだろう。
明らかに枯れ葉に似せているのだろう。
しかも、これまでの経験から、近づいただけで、
折りたたまれた長い胸脚を広げて、威嚇するのだが、
今回は、指で触っても、小枝で突っついても、
かたくなに枯れ葉のポーズを取り続けているのだ。
折りたたまれた長い胸脚を広げて、威嚇するのだが、
今回は、指で触っても、小枝で突っついても、
かたくなに枯れ葉のポーズを取り続けているのだ。
⇒よほど枯れ葉のポーズに自信があるのだろうか、
こんな経験は初めてである・・・?
こんな経験は初めてである・・・?
この感動を誰かに伝えたくて・・・
シャチホコガ幼虫(シャチホコガ科)
2017年9月14日 安曇野・長野
この写真は、携帯電話のカメラで撮ったものだが、
そのまま家族3名に送信したところ、
みんな「虫とは思えない!?」という返事だった。
そのまま家族3名に送信したところ、
みんな「虫とは思えない!?」という返事だった。
⇒私が、最初に間違えたのも当然なのかもしれない。
この際なので、恥を忍んで公開!?
カレハガ(カレハガ科)
2017年9月10日 道の駅みわ・茨城
2017年9月10日 道の駅みわ・茨城
この写真も、実は枯れ葉が壁にへばりついていると思いこんで、
シャッターを1回押しただけなのだ。
シャッターを1回押しただけなのだ。
⇒こんな貴重な被写体を目の前にして、
たった1枚の写真しか残っていないなんて!!
たった1枚の写真しか残っていないなんて!!
帰宅後に、撮った写真を整理していて、
この枯れ葉が、カレハガであることに気付いたのだ。
というわけで、まだまだ私ごときが、
目の前に広がる「ちょっとだけ不思議な虫たちの世界」に、
勝てるわけがないことを実感したのだった。
目の前に広がる「ちょっとだけ不思議な虫たちの世界」に、
勝てるわけがないことを実感したのだった。
そして、密かに、さりげなくリベンジを誓う!?