ちょっとだけ不思議な昆虫の世界(3)

今回で2度目の引っ越しです。 さりげなく(Sally Genak)虫たちの不思議な世界を紹介しています。

2018年02月


オカモトトゲエダシャクは、成虫だけでなく、幼虫も大人気である。

と言っても、幼虫は、大きすぎる「鳥の糞」にしか見えない。




まずは、噂の幼虫から・・・


オカモトエダシャク幼虫(シャクガ科)
イメージ 1
2014年6月4日 猿羽根山・秋田

このように身体を丸めている静止状態のことが多いようだが、
まるで自分の姿が、何に見えるのかを知っているようだ・・・???

 ⇒体色の雰囲気と、模様のリアルさ、
  さらに、身体の微妙な凹凸の具合など、
  サイズ的に無理がある(大きすぎる?)という欠点を、
  補って余りある完成度だと思う。

  【糞擬態?? オカモトトゲエダシャク幼虫】
    ↓   ↓   ↓
   http://kamemusi.no-mania.com/Date/20150114/1/

 
ちなみに、鳥の糞が白っぽく見えるのは、
糞と一緒に排泄されるオシッコ成分の尿酸を含むからだ。

 ⇒どうでも良いことではあるが、
  鳥は、フンとオシッコを、同時に排泄するのだ。








オカモトエダシャク幼虫(シャクガ科)
イメージ 2
2012年6月14日 白岩森林公園・青森

移動や食事のときなどには、身体が伸びることがあるが、
それでも鳥の糞の模様なので、問題ないのかも?

 ⇒この子は、多分終齢幼虫なのだが、
  結構大きな鳥の糞のように見える。


偶然かもしれないが、身体が伸びきっているときは、
このように、葉っぱの裏側にいることが多いようだ。








そして、大人気の成虫は・・


オカモトトゲエダシャク成虫(シャクガ科)
イメージ 3
2017年5月5日 蔵王温泉・山形

早春(?)にしか見られない、特異な姿かたちの蛾である。 

このように、幅の広い前翅を扇子のように折りたたんで、真横にまっすぐ伸ばし、
後翅は、胴体にピッタリと付けて、やはり細長く折りたたんでいる。

少なくとも、このままでは、全く蛾のように見えない。
 
一体何故、こんな不思議な姿で、静止するのだろうか?








オカモトトゲエダシャク(シャクガ科)
イメージ 4
2017年5月5日 蔵王温泉・山形

このような静止姿勢で、翅を細く見せることが、
何か特別な機能を持つ可能性も考えられる。

 ⇒手元の図鑑には、展翅された標本が掲載されているが、
  よく似た仲間たちの中に紛れ込むと、
  翅のサイズや形状は、まさに普通のシャクガである。

現時点で最も考えやすいのは、何かに似せている可能性だ。


例によって、すぐに擬態の話になってしまうのだが、
もしかしたら、微妙にハチに擬態しているのかもしれない。

普通に「微妙に」と書いたのだが、人間が見た擬態の不完全さは、
あまり大きな意味を持つものではない可能性がある。

実際には、擬態の信号受信者(学習能力のある捕食者)に対して、
状況によっては、完全に似ていなくても、十分機能すると考えられるからだ。

【虫たちの生き残り戦略? 防御行動の進化】
     ↓   ↓   ↓
 http://sallygenak.livedoor.blog/archives/2017-0528






サシガメ科の若齢幼虫は、みんなよく似た雰囲気なので、
同定は難しいことが多いが、終齢幼虫ならば比較的楽に同定できる。

今回のオオトビサシガメは、近似種がいないこともあって、
少なくとも老熟幼虫の同定は全く問題ない。





まずは、幼虫から・・・


オオトビサシガメ幼虫(サシガメ科)
イメージ 2
2011年8月11日 東海村・茨城

この写真を見れば、一目瞭然であり、
まさに成虫の翅の短い状態・・・?

撮影時刻は、真夏の朝8時過ぎなので、
体を温めているという雰囲気ではなく、
何故、このような状態で静止しているのかは不明だ。

もちろん、風が強いわけではないので、
吹き飛ばされないようにしている状況ではない。

  





オオトビサシガメ幼虫(サシガメ科)
イメージ 1
2017年9月9日 西蔵王公園・山形

上の写真と比較すると、やや身体が太く、別種のように見えるが、
この子も、多分オオトビサシガメの終齢幼虫だろう。

気になるのは、この時期にまだ幼虫であることと、
脚の雰囲気がちょっとだけ違うような気もする。

触角の第1節が長いという特徴は一致している。








そして、成虫は・・・


オオトビサシガメ成虫(サシガメ科)
イメージ 3
2016年9月11日 だんぶり池・青森

多少とも、赤みが強くなっているように見えるが、
間違いなくオオトビサシガメの成虫である。

サシガメの仲間は、近づいても逃げないことが多く、
比較的撮影が簡単に接写撮影が可能である。








オオトビサシガメ成虫(サシガメ科)
イメージ 4
2012年10月22日 浅瀬石ダム・青森

オオトビサシガメが肉食性であることの証拠写真。

晩秋のダムサイトに集まるカメムシたちの中には、肉食性の種類もおり、
決して頻繁に見かけるわけではないのだが、このように、
近くにいる(?)カメムシを捕獲する場合もあるようだ。







カギバガ科の蛾の多くは、幼虫も成虫も、
ちょっとだけ「特異な姿かたちをしている」と思う。

しかもその多くは、どちらかと言うと、あまり良いイメージではなく、
直感的に「不気味」とか「醜い」とかで表現されるような、
ちょっとだけ気の毒な蛾の仲間なのだ・・・ものすごい偏見!






まずは、幼虫から・・・


オビカギバ幼虫(カギバガ科)
イメージ 2
2017年7月25日 酸ヶ湯温泉・青森

酸ヶ湯温泉は自宅から2時間かからないで行けるのだが、その付近には、
関東では高山に行かなければ見られないダケカンバが、国道(R394)わきにも見られる。

カメラ片手に、観光客の車が行き交う舗装道路を歩いていると、
葉っぱの表面に、あまり見かけない幼虫がいるのを見つけた。

 ⇒こんな雰囲気の道路わきの目立つ場所に、
  しかも、ダケカンバの葉っぱの上に、
  イモムシ型の幼虫がいるのは、かなり珍しい気がする。








オビカギバ幼虫(カギバガ科)
イメージ 1
2017年7月25日 酸ヶ湯温泉・青森

近づいて確認すると、上半分が茶色で、下半分が緑色のイモムシで、
この写真では分かりにくいが、よく見ると鋭い細い毛が全身に生えている。

帰宅後、すぐにオビカギバの幼虫であることが分かったが、
ネット検索しても、あまり幼虫の写真が出てこないので、
カギバガ科の中でも、山地性の比較的少ない種類なのだろう。







オビカギバ幼虫(カギバガ科)
イメージ 3
2017年7月25日 酸ヶ湯温泉・青森

カギバガ科の幼虫は、鳥の糞に擬態する種がいることで有名である【注】

しかし、オビカギバ幼虫の場合は、カギバガ科特有の姿かたちではあるが、
色彩的には、鳥の糞を連想することはない。

 ⇒でも、どことなく不気味な雰囲気があり、
  前方(この写真では右側)の凸凹の部分も、
  個人的な感想を言えば、あまり気持ちの良いものではない。






そして、成虫は・・・


オビカギバ成虫(カギバガ科)
イメージ 4
2012年6月26日 万葉の里・群馬

成虫は、全体的に茶褐色の翅に、葉っぱの葉脈に見える濃い線がある。

名前の由来となったカギバ(翅の先がやや下方に湾曲)状の翅なので、
そのためか、枯れ葉のように見えるのかもしれない。

 ⇒ネット情報では、色彩変異が大きく、
  雄は茶褐色で、雌は黄褐色になることが多いようだ。








オビカギバ成虫(カギバガ科)
イメージ 5
2017年8月15日 白神・青森

この子は、茶褐色なのだが、雌雄判別はできない。

改めて成虫を見直してみると、上の写真もそうであったが、
他の蛾と比較しては、頭部が前翅に埋もれて見えない。

 ⇒だから、前縁部が平らにカーブしているのが、
  最も大きな特徴で、より枯れ葉のように見えるのだろう。





【注】鳥の糞にリアルに擬態する最も有名な幼虫は、
   同じカギバガ科のウスイロカギバとモントガリバだろう。

   また、成虫になってからも、鳥の糞に似せた種類もいて、
   このブログで紹介した交尾擬態のヒトツメカギバと、
   翅の模様が怪しげなキマダラトガリバが有名である。
   ただ、リアルさは全くないので、こっちは安心して(?)見ていられる。


   カギバガ科の鳥の糞擬態の例
   イメージ 6
   左上:ウスイロカギバ幼虫 2015年9月23日 芝谷地湿原・秋田
   右上:モントガリバ幼虫 2010年10月8日 だんぶり池・青森
   左下:ヒトツメカギバ成虫 2012年9月13日 芝谷地湿原・秋田
   右下:キマダラトガリバ成虫 2011年8月23日 酸ヶ湯温泉・青森


   詳細は、以下のブログ記事などをご覧ください。

   【虫たちの生き残り戦略⑩ 非食物擬態(2) 鳥の糞擬態】
     ↓   ↓   ↓
    http://sallygenak.livedoor.blog/archives/2017-0322





チャイロクチブトカメムシは、比較的稀な種で成虫の同定は全く問題ないが、
幼虫の場合は、よく似た種が沢山いて、識別は難しいと思う。

しかも、クチブトカメムシ類では、普通なら貴重な情報となるはずの、
寄主植物による同定のヒントが皆無(?)である。






まずは、幼虫の写真から・・・


チャイロクチブトカメムシ終齢幼虫(カメムシ科)
イメージ 1
2017年8月20日 白岩森林公園・青森

このの写真を見て、すぐに、チャイロクチブトカメムシと同定できた人は、
おそらく、相当の虫マニア(?)、いやカメムシマニアのはずである。

とりあえず、終齢幼虫がよく似ている種類を例示すると、
 トゲカメムシ、ブチヒゲカメムシ、オオトゲシラホシカメムシ、
 ツノアオカメムシ、クサギカメムシ、ヨツボシカメムシ
・・・などが挙げられる。






突然ですが、以下の参考写真をご覧ください。


よく似ているカメムシの終齢幼虫
イメージ 2
左上:オオトゲシラホシカメムシ幼虫 2011年9月29日 だんぶり池・青森
右上:トゲカメムシ幼虫 2017年6月18日 矢立峠・青森
左下:ヨツボシカメムシ幼虫 2016年9月2日 だんぶり池・青森
右下:ブチヒゲカメムシ幼虫 2017年9月15日 安曇野・長野

この4種のカメムシは、成虫での写真同定は簡単にできるのに、
幼虫の場合は、みんなよく似ていて、微妙な識別点を探さなければならない。

 ⇒まず、カメムシ類の幼虫の写真だけでの同定のキーポイントは、
  成虫とは全く別の視点から行うとやりやすい。
  例えば、触角の模様、脚の色と模様、腹部背面の模様、
  さらに前胸背側角の形状などが同定のヒントとなる。
  もちろん、その他にも、寄主植物や撮影時期なども重要である。

これらの幼虫の詳細な識別ポイントについては、別の機会に紹介したいと思う。


これらの特徴を比較検討した結果を絞り込んでいくと、
最初の写真の幼虫は、チャイロクチブトカメムシが最も近いと思う。

 ⇒なお、最終的には、日本原色カメムシ図鑑第3巻を見ると、
  偶然にも、図版111の写真427と、特徴がほぼ一致することを確認できた。







チャイロクチブトカメムシ幼虫(カメムシ科)
イメージ 3
2017年8月20日 白岩森林公園・青森

カメムシ類の幼虫の同定には、上記の識別ポイント以外にも、
腹側の色や模様も、重要な場合もおおいので、
できる限り腹側からの写真も撮るようにしている。

 ⇒今回は、必要なかったのだが・・・
  ただ、この写真の方が、触角の模様がはっきり分かる。


それにしても、この子のお腹は、成虫に比べて、十分に膨らんでいるので、
お食事直後だったのかもしれない・・・?







そして、成虫は?


チャイロクチブトカメムシ成虫(カメムシ科)
イメージ 4
2011年10月9日 蔦温泉・青森

成虫は、和名からも予想されるように、全身が茶色で、
まあ、どこにでもいそうなカメムシである。

 ⇒しかし実際には、「どこにでいそう!」ということはなく、
  少なくとも私の印象では、かなり稀な種であると思う。








肉食性であることの証拠写真!


チャイロクチブトカメムシ成虫(カメムシ科)
イメージ 5
2017年8月20日 白岩森林公園・青森

クチブトカメムシの仲間が、蛾やチョウの幼虫を捕獲して、
悠然と体液を吸っている場面には、何度も遭遇しているが、
獲物がコガネの成虫の場合は初めての経験である。

明らかに、コガネとの接点は、長い口吻の先端部だけだ!!





それにしても、クチブトカメムシの仲間は、肉食性でありながら、
サシガメ類のように、吸血鬼のような風貌はしていないし、
どちらかというと、やさしい感じがするカメムシであると思う。

とくに、アオクチブトカメムシやシロヘリクチブトカメムシには、
肉食性というイメージはなく「精悍」とか「獰猛」などを連想することもない。

さらに、アカアシクチブトカメムシに至っては、あたかも「貴婦人」の雰囲気があり、
クチブトカメムシ類は、ちょっとだけ不思議なカメムシの仲間なのだと思う。






私の住む弘前市付近では、ナミアゲハを見かけることはあまりない。
多少とも南方系のアゲハの仲間のようだが、北海道(道南)にも分布する。

 ⇒昔は、ただのアゲハと呼んでいたのに、最近では、
   ナミテントウ、ナミハンミョウなどと同じ理由で、
   ナミアゲハと呼ぶことが多いようだ。





まずは、幼虫から・・・・


ナミアゲハ多分4齢幼虫(アゲハチョウ科)
イメージ 1
2017年6月20日 弘前市・青森

ナミアゲハの1~4齢幼虫は、いわゆる「鳥の糞擬態」である。

葉っぱの上には、本物の鳥の糞が落ちているのを目にすることがあるが、
その中に混じって、鳥の糞のように見える虫たちがいることに驚かされる。

そんな虫たちは、葉っぱの上でよく目立つので、いわゆる隠蔽的擬態ではない。

 ⇒これまで何度か紹介したが、鳥の糞に擬態することで、
  視覚で獲物を探す野鳥類などの捕食者に発見されやすくはなるが、
  すぐに食べ物ではないと判断されて、餌となることはなくなる。

このような擬態を、このブログ内だけで「非食物擬態」と呼んでいる。

【ヒマがなくても擬態の話《4》 非食物擬態のたわいもない話】
    ↓   ↓   ↓
 http://sallygenak.livedoor.blog/archives/2018-0117
   






ナミアゲハ終齢幼虫(アゲハチョウ科)
イメージ 2
2017年6月20日 弘前市・青森

ところが、ナミアゲハ幼虫は、終齢(5齢)になると、
全く見た目が変化して、緑色をベースにした隠蔽的な色彩に変化する。

 ⇒さすがに、こんな大きな糞は、
  葉っぱの上には存在しないからだろう。


ただ、よく似たキアゲハの場合は、1~3齢幼虫が「鳥の糞擬態」で、
4齢幼虫は黄色と黒の斑点模様、5齢幼虫は黄緑色と黒色の縞模様となり、
ナミアゲハとは正反対の良く目立つ「警戒色」になる。

一見全く意味のないように見えるこの違いは、後述のように、
両種が食べる食草の違い(有毒成分の有無)に起因する可能性がある。


また、ナミアゲハの終齢幼虫の場合には、保護色とは言え、
やや小さめではあるが、目立つ場所に目玉模様が見える。

緑色ベースの保護色でありながら、このようなさりげない目玉模様は、
捕食者(特に野鳥類)を驚かすことが出来るのだろうか?


さらに両種の幼虫は、臭角(しゅうかく)から、独特の強い臭い物質を分泌するので、
やや小型の捕食者(アリやサシガメ?)の攻撃を躊躇させることが知られている。

アゲハ類に関連したネット記事では、このような防御物質と警戒色を、
関連付けて考察している場合もあるようだが、アリやサシガメには学習能力がない。
警戒色の対象は、あくまでも学習可能な野鳥類などの捕食者である。
  





続いて、写真があるので、蛹も・・・・


ナミアゲハ蛹(アゲハチョウ科)
イメージ 3
2017年7月7日 弘前市・青森

この蛹は鮮やかな緑色であるが、条件により褐色の蛹も出現する。

基本的には、緑の多い環境(蛹化場所)では緑色の蛹になり、
それ以外の環境では、褐色の蛹になることが知られているが、
いずれにしても、基本的には目立たなくさせる保護色になる。

 ⇒実は、半世紀も前から、様々な(有名な)実験が行われていて、
   それぞれの色の蛹の出現条件が確認されているが、残念ながら、
   あまり単純な結論ではないので、別の機会に紹介できれば・・・






そして、成虫・・・・


ナミアゲハ成虫(アゲハチョウ科)
イメージ 4
2017年7月7日 弘前市・青森

この子は、羽化直後のいわゆる新鮮な個体で、普通に考えれば、
黄色と黒色の縞模様は、明らかな警戒色である。

 ⇒しかし、ナミアゲハの成虫の場合には、何故か、
  警戒色とされることはないような気がする。

しかし、微妙な有毒成分を含むセリ科植物を食草とするキアゲハの場合には
ナミアゲハとは異なり、4・5齢幼虫が明らかな警戒色であり、
セリ科植物由来の不味成分が存在し、野鳥類に食われることはない。

 ⇒だから、キアゲハは、成虫も不味成分を保持するので、
  そのよく目立つ翅の色は、まさに典型的な警戒色と言える。

ただ、ナミアゲハの成虫の場合は、食草であるミカン科の植物が、
いわゆる(微妙な)有毒植物ではない可能性が高いので、   
もしかしたら「キアゲハ成虫をモデルとしたベイツ型擬態」になるのかもしれない。


付け加えれば、カラスザンショウやイヌザンショウはミカン科の植物だが、
人間が食べるサンショウとは違って、アルカロイドを含んでいる。

ということは、幼虫時代にカラスザンショウを食べたナミアゲハの成虫には、
有毒(不味成分)のアルカロイドが残っている可能性があり、
この場合は、ミュラー型擬態の範疇になるはずだ。

これらのことについては、ややこしいので、別の機会に紹介したい。


   




・・・とここまで見てきたように、

ナミアゲハは、幼虫も成虫も、実に様々な手段を用いて、
外敵(主として捕食者)から身を守ろうとしているのだ。

この記事に出てきた防御手段を列記すると、

 鳥の糞擬態、保護色、警戒色、防御物質、目玉模様、
 隠蔽的擬態、ベイツ型擬態、ミュラー型擬態、(非食物擬態)など
 
だから、ナミアゲハは「歩く防御手段」と呼ばれている・・・????






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