前回までの見栄えのする蛾に続いて、千載一遇のチャンスとなるような、
普段ブログ記事にすることはないチョウの仲間を、撮影順に紹介したい!!
約1名の友人から、
「このブログにチョウがほとんど出てこない!!
何か昔、嫌なことでもあったのか?」
と聞かれたが、そんなことは全くない。
ただ単に、撮影の機会が少なかっただけで、
出来ればもっとたくさんのチョウの写真を撮りたいのだが・・・
ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科)
2018年5月4日 東海村・茨城
翅の一部が抉れたように破れているが、写真には写っていない左側の翅は、
特に破れていないので、いわゆるビークマークではなさそうだ。
ビークマークについては、以下の記事をご覧ください。
コミスジ(タテハチョウ科)
2018年5月5日 水戸市・茨城
よく似たような模様のチョウが数種いるが、いずれも比較的簡単に同定可能である。
数回羽ばたたいてから、翅を水平に開いて滑空する特徴的な飛び方をチョウでだ。
⇒食草はマメ科植物で、年数回発生し、3齢幼虫で越冬する。
モンキチョウ(シロチョウ科)
2018年5月11日 松本市・長野
こんな時でないと、ブログ記事にはならないチョウだが、
近年あまり見なくなったとの「うわさ」もあるようだ。
近年あまり見なくなったとの「うわさ」もあるようだ。
⇒そういえば、弘前市の我が家周辺でも、モンシロチョウも見かけず、
白っぽいチョウは、スジグロチョウばかりかも・・・?
白っぽいチョウは、スジグロチョウばかりかも・・・?
ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科)
2018年5月14日 赤城山山麓・群馬
2018年5月14日 赤城山山麓・群馬
ほとんどの虫マニアが知っているように、タイトルの科名は間違いではない。
⇒この子も「うわさ」では、生息地が減ってきているようで、
やはり、幼虫の食草の関係なのだろうか?
やはり、幼虫の食草の関係なのだろうか?
トラフシジミ(シジミチョウ科)
2018年5月16日 山形市・山形
よく知られているように、シジミチョウの仲間は、
後翅に尾状突起を持っていて、翅を閉じて静止することが多い。
後翅に尾状突起を持っていて、翅を閉じて静止することが多い。
⇒この写真では分かりにくいのだが、
先端が白くなった2本の尾状突起が、まるで触角のように見え、
その付け根にある黒い点は、目を連想させる。
さらに、翅の裏面にある点線のようなしま模様が、
その目のような点に集まっているので、前後が逆のように錯覚する。
先端が白くなった2本の尾状突起が、まるで触角のように見え、
その付け根にある黒い点は、目を連想させる。
さらに、翅の裏面にある点線のようなしま模様が、
その目のような点に集まっているので、前後が逆のように錯覚する。
まさに、主に頭部を狙う捕食者が、攻撃する的(マト)を、
特定できないようにする効果があるようなのだ。
特定できないようにする効果があるようなのだ。
ベニシジミ(シジミチョウ科)
2018年5月16日 山形市・山形
2018年5月16日 山形市・山形
こちらは、尾錠突起を持たないシジミチョウで、
翅を開いて静止する傾向があるのかもしれない。
翅を開いて静止する傾向があるのかもしれない。
⇒この赤色~オレンジ色は、警戒色ではなさそうだ。
アカシジミ(シジミチョウ科)
2018年6月24日 だんぶり池・青森
こちらは、尾状突起を持つアカシジミで、
翅を閉じて静止していることが多い。
翅を閉じて静止していることが多い。
⇒こちらは「赤:アカ」なのだが、上の「紅:ベニ」とは、
正式な区別はあるのだろうか?
正式な区別はあるのだろうか?
コムラサキ(タテハチョウ科)
2018年7月1日 座頭石・青森
この子は間違いなく国蝶オオムラサキを意識したネーミング(?)で、
鮮やかな紫色が特徴的な美しいチョウである。
鮮やかな紫色が特徴的な美しいチョウである。
⇒この社員では分からないが、直射日光が当たると、
見る方向によって金属光沢が現れる。
見る方向によって金属光沢が現れる。
【 次 回 予 告 】
あるひ ○のなか くまさんに であった