偶然なのか、はたまた必然なのか、標高900mほどの酸ヶ湯温泉近くで、
何と3種類もの「ちょっとだけ不思議な生物」に、次々に出会いました。

 ⇒しかも、前2種については、個人的に初めて見かけた種類でした。


さらに約10日後、いつもの白岩森林公園の林道で、
やはり初見の2種の不思議な生物に、連続して出会ったのです。







ミズラモグラの死体(モグラ科)
SK-5049a
2020年7月14日 酸ヶ湯温泉・青森

酸ヶ湯温泉から笠松峠に向かう国道(R394)を歩いていると、
ダケカンバが混在する道路わきで、モグラの死体を見つけました。

 ⇒日本に生息するモグラで代表的な種は、西日本のコウベモグラと、
  東日本に分布するアズマモグラが知られていますが、
  どうも、アズマモグラではなさそうです。


帰宅後ネット検索すると、爪がまっすぐ強大で、尾が比較的長いので、
本州の山岳地帯に生息するミズラモグラらしいことが判明しました。
ただ、生息数はあまり多くないようで、各地で絶滅危惧種になっています。

早朝6時に、外傷もなく、一体何故、舗装道路に!!!

 ⇒それにしても、そんな貴重な生物の死体だったとは?!
  道路で事故にあった貴重なヘビ「シロマダラ」を思い出します。

  【さりげなく撮れた幻のヘビ!! シロマダラ】
       ↓   ↓   ↓










ヤマコウラナメクジ(オオコウラナメクジ科)
SK-5044a
2020年7月14日 酸ヶ湯温泉・青森

酸ヶ湯温泉近くの道路で、多分オオイタドリの葉っぱの上で、
真っ黒なヤマコウラナメクジを見つけました。

初めて見る黒いナメクジは、ちょっとだけ不思議な雰囲気があり、
明け方で気温が低いのに、(ナメクジにしては)やや早い移動中でした。

 ⇒このヤマコウラナメクジも全くの偶然ですが、
  前種のミズラモグラと同様に、本州山岳地帯に生息し、
  環境省:準絶滅危惧種となっているようです。

良く保全された自然度の高い落葉広葉樹林の林内や林縁の朽木や、
落葉の下など湿度の高い場所に生息するとされていますが、
発見場所は、直鎖日光の当たる(はずの?)舗装道路わきでした。









マダラカマドウマ(カマドウマ科)
SK-5018a
2020年7月14日 城ヶ倉・青森

昔は「便所コオロギ」とも呼ばれ、どこの家にもいたマダラカマドウマですが、
昨今の住宅では、全く住み場所がなくなって、たまに雑木林の落ち葉の中などで、
さりげなく出会う程度になっていました。

 ⇒それでも、いわゆる人家が好きなのでしょうか?
  比較的オープンな、隙間が多い公衆トイレで見つかりました。









以下の2種は、約10日後の白岩森林公園での出会いです。


多分ブチミャクヨコバイ幼虫(ヨコバイ科)
SK-5494a
2020年7月26日 白岩森林公園・青森

見つけた瞬間は、まさかのシミ(紙魚)かと思いましたが、
このちょっとだけ不思議な虫、おそらく幼虫なのでしょう。

 ⇒図鑑かネット写真か、どこかで出会っている記憶がありますが、
  特徴的な2本の尾角(?)なのに、サッパリ思い出すことができません。


自宅に帰ってからの写真同定が、一苦労でした。

悪戦苦闘のネット検索で、約30分後にようやく、
希少種ブチミャクヨコバイの幼虫らしいことが判明しました。

 ⇒冷静に写真を見れば、頭部の形状が、
  「ウンカ・ヨコバイ以外にはない!」
  という雰囲気でしたが・・・










多分ウスカワマイマイ(カタツムリ科)
SK-5506a
2020年7月26日 白岩森林公園・青森

林道でいつも見かける種類とは全く模様の異なるカタツムリを見つけました。

 ⇒通常見かける数種のカタツムリ類は、いずれも無地で、
  貝殻の形状が、それぞれ異なるタイプでした。
  しかし、カタツムリの識別は難しいようです。


ネット検索すると、特徴と一番良く似ているのがウスカワマイマイなのですが、
貝殻の模様が、個体差なのか種の重要な識別点なのか、さっぱ分りません。

 ⇒しかも、貝殻の形が異なるような気がします。






・・・という、ちょっとだけ不思議な5種の生物でした。