今年(2020)撮れた自画自賛のシャッターチャンス写真です。

もちろん、私がたまたまその現場に居合わせただけで、素晴らしい瞬間を、
テクニックで撮影できたというわけではありません。





以下、順不同です。


ナガコガネグモ交接行動?(コガネグモ科)
SK-5844aa
2020年8月23日 弘前市・青森

よく見ると、大きな雌の腹部(赤矢印)に、コバンザメのように雄が張り付いています。

 ⇒秋の気配を感じるようになると、雌の周辺に、
  小さな雄が見られるようになります。






ツノアオカメムシ(カメムシ科)
SK-6032a
2020年9月3日 城ヶ倉・青森

甲虫類とカメムシの仲間は、飛び立つまでの時間が長いので、
こんな写真を簡単に撮ることができます。








多分トビイロケアリ(アリ科)
SK-5853a
2020年8月24日 矢立峠・秋田

アリの結婚飛行で真夏に見られるのは、多くがトビイロケアリだと思います。

 ⇒ただ、夜間に行うことが多いので、
  常夜灯に誘引されてしまうことがあるようです。








シロオビアワフキとコガシラアワフキ
SK-5790a
2020年8月19日 だんぶり池・青森

最初は交尾かと思いましたが、明らかに別種なので、偶然のツーショットです。

 ⇒アワフキの交尾姿勢は、本当に微妙です。






トゲカメムシ(カメムシ科)
SK-5114a
2020年7月15日 赤石川・青森

直接は関係ないと思われる蛾とのツーショットです。

 ⇒もしかすると、重要な関係がある2種???







キバネハサミムシ(クギヌキハサミムシ科)
SK-5928a
2020年8月25日 城ヶ倉・青森

常夜灯に集まる虫たちを狙って(多分偶然?)、捕食者も集まります。
だから、こんな光景をたまに見かけることになります。










カンタン(マツムシ科)
SK-6092a
2020年9月4日 釈迦池・秋田

雄が翅の付け根付近にある誘惑線から、分泌物(フェロモン)を放出します。

鳴き声に反応した雌が、雄の背中に乗って分泌物を夢中で(!)舐めているときに、
雄は精子の入った丸いカプセルを雌に付着させます。









カタツムリの仲間
SK-6049a
2020年9月4日 酸ヶ湯温泉・青森

体が半透明のカタツムリ(の幼体?)を、さりげなく撮ることができました。










【蛇足】

家から車で10数分ほどの虫の宝庫「だんぶり池」付近で、
リンゴ農家の人が、クマの被害にあったそうです。

SK-4879a

作業小屋(?)の掲示板に、さりげなく表示されていたので、見逃していました。
新聞(地方紙)にも載ったそうです。

 ⇒これからも、(いつもどおりに)週1程度で、出かけますけど・・・