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前回の続きで、虫たちの交尾写真(撮影順)です。





ベッコウガガンボ(ガガンボ科)
SK-7716a
2021年6月2日 白岩森林公園・青森

ガガンボ4種目の交尾写真は、黄色と黒のよく目立つベッコウガガンボです。

 ⇒本種は、黒っぽいハチにベイツ型擬態しているのかもしれません。








キスジアシナガゾウムシ(ゾウムシ科)
SK-7840a
2021年6月9日 白岩森林公園・青森

名前のとおり黄色(白色?)のスジがある小さなゾウムシです。

 ⇒ゾウムシの仲間にしては、すぐに落下しない印象があります。






ヒメジンガサハムシ(ハムシ科)
SK-7877a
2021年6月9日 浄仙寺・青森

ヨモギの葉っぱを探せば、普通に見つかる小さなジンガサハムシです。

 ⇒たまに2匹が重なって交尾しています。







キイロホソガガンボ(ガガンボ科
SK-7938a
2021年6月9日 白岩森林公園・青森

ついに、5種目のガガンボの登場です。

 ⇒黄色と黒色の縞模様なので、明らかな警戒色ですが、
  実際にこんな雰囲気のハチの仲間が存在します。
  ベイツ型擬態なのでしょうか?







コフキゾウムシ(ゾウムシ科)
SK-8073a
2021年6月19日 弘前市・青森

クズの葉っぱの上を歩き回る小さなゾウムシの仲間です。

 ⇒こんな光景もよく見かけます。







多分ベニボタル(ベニボタル科)
SK-8103a
2021年6月26日 白岩森林公園・青森

くすんだような赤色の(ただの)ベニボタルのようですが、
なかなか交尾中のカップルに出会うことはありません。

 ⇒体内に不味成分を持つ典型的な警戒色の昆虫です。







セモンジンガサハムシ(ハムシ科)
SK-8105a
2021年6月26日 白岩森林公園・青森

直射日光下では金色に輝くジンガサハムシです。

 ⇒目立ちたいのか!
  それとも目立たなくしたいのか? 
  どっちなんでしょうか??






・・・というわけで、今年(2021)前半に葉っぱの上で見かけた、
合計15種の昆虫類の交尾写真でした。

私自身が、偶然目に付いた種類を並べたものですが、
半数以上が、いわゆる警戒色であることに、
何か意味があるのか、気になるところです。