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普通に、どこでも見かける虫たちも、よく見ると不思議な模様をしていることがあります。
一体何故、一部の種類だけに(?)複雑な模様が進化してきたのでしょうか?

外に出かけられない雨の日、虫たちの未整理の写真をぼんやり眺めていたとき、
そんな模様の一部に、英語のアルファベットが隠れていることに気付きました。



今回の記憶に残る虫たちは、ブログを始めたころに撮りまくった沢山の虫たちの写真から、
必死に選び出したて一枚の写真にしたものです・・・(今はそんな気力はなくなりました)。

もちろん、アルファベットが隠れていない場合も少なくなく、その特徴によって、
種名になっていることさえあります。

 ⇒例えば、シータテハ[C」やエルタテハ[L」は有名ですし、
  エゾゼミの「W」や、クロジュウジホシカメの「X」も、
  昆虫マニアなら誰でも知っています。
 




・・・と言うわけで、今回の「記憶に残る写真」は、虫たちのアルファベットです。


SG-9999a

この写真は、2010年までに撮りだめた沢山の虫たちの写真の中から、
模様の中にアルファベットを見つけ出して、円形にトリミングして、
2011年1月に、まとめて記事にしたものです。

こんなイメージの模様は、ヒマつぶしの昆虫マニアが無理やり見つけ出したもので、
当該種にとっても、関連する動物たちにとっても、全く適応的な意味はないはずです。

 ⇒でも、もしかしたら以前紹介したように、
  捕食者(学習可能な野鳥類など)が、過去の嫌な経験から、
  偶然「意味のないものに意味を見出してしまう」こともあります。
  だから、目玉模様の出現の機会とそれを見た捕食者の反応は、
  十分あることを示しているのかもしれません。



このアルファベットの持ち主の虫たちに関しては、以下の過去記事をご覧ください。


作成当時は「R」と「Z」を見つけることが出来ませんでしたが、
今となっては、もう一度探してみようという気力はなくなりました。